時間を取らせない会社の設立
質問に回答するだけで定款の完成
会社を設立するに当たって、定款を作成しなければなりません。
この定款。
会社を設立するための最初に必要なだけで、その後は、変更等が無い限り、書庫に入ったままの書類となります。
この定款というのは、どのような会社にしていきたいのか?
という事を念頭において、記載していくことになります。
飲食店をするためには・・
人間だったら、どのような商売でも(許可が必要なものは除く。)しようと思えばできます。しかし、会社の場合は、飲食店をしたい場合は、この定款というところにその旨を記載しなければなりません。
そのため、自分がしたい業種などを事前に調べて、定款、具体的には、定款の目的にきさいすることになるのです。
許可と定款内容の吟味
飲食店をする場合、飲食業許可が必要となります。
この許可をえる大前提として、定款の目的に飲食業をすることができる旨を記載しなければならないのです。
同様に酒屋をする場合も、酒類の販売等の記載をしておく必要があります。
この記載が定款の目的に無い場合は、許可を税務署より受けることはできないのです。
そのため、飲食店をしたいのに、うっかり定款にその旨を記載しなかった場合は、定款変更のために手続きが必要となります。
この手続きをするに当たっては費用はもとより、時間もかかってしまいますので、2度手間、3度手間を防ぐためにも、初めからしたい仕事を定款に入れておくようにしておきましょう。
会社設立後もすることはたくさんあります
具体的には、会社設立後は、各種届け出を行わなければならないのです。し忘れることによって、行政上の不利益はもりとんのこと、仕事の繁忙期や重要な仕事と重なってしまっている場合は、大変です。
また、届け出をしていないことにより、会社の許認可や入札などに影響してくる場合もあります。
その点も、合わせて会社設立時には考えて行くことになります。
